本文へ移動
2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
2024年5月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
オンラインストア毎週金・土曜休業(受注は可能です。)

茶器

抹茶の道具

再入荷!抹茶碗 姫土(萩焼)

抹茶碗 萩焼特有の「茶馴れ」を楽しめます

抹茶碗 姫土(萩焼)

商品番号:9130
販売価格3,300円(税込)

サイズ:11.5×H8cm

 備考欄



□抹茶の道具


萩焼の歴史
萩焼の起源は約400年前、豊臣秀吉の文禄・慶長の役(1592〜1598年)で、朝鮮より引き揚げる際に連れて帰った陶工の李勺光(りしゃくこう)と、翌年呼び寄せられた弟の李敬(り けい)が現在の「萩焼」の祖といわれています。後に安芸の国(広島)で2人を預った毛利輝元は、1600年に関ヶ原の戦いで敗れ、領地を中国8か国120万石(現、中国5県)から周防・長門の2か国36万石(現、山口県)に減らされ、居城を萩の地に移すことになり、これに伴い毛利藩の御用窯として開窯し、幕末まで続き現在に至っています。

萩焼の特徴
萩焼の最大の特徴は、焼き上がりの土の柔らかさとその吸水性にあります。高火度で比較的短時間で焼成し土味を残すため、感触が柔らかく、土があまり焼しまっていないため軽く、保温性を持っています。さらに吸水性があるため、長年使っていくうちに茶や酒が浸透して器の色彩が変わり、茶人の間では「茶馴れ」といって珍重されています。また、形・装飾に素朴さがあり、絵付けはほとんどなく、土の配合・釉薬(うわぐすり)※1のかけ具合、へらや刷毛目による表情が楽しめるのも特徴のひとつです。
※1釉薬 焼物の表面にかかっているガラスのようもので、釉薬をかけて焼くことにより、様々な色を出し、水漏れを防ぎ、汚れを付きにくくします。

器のお手入れの仕方
はじめて使用する際は、水洗いし一晩水に浸け、包装材のほこり、においを取り除きます。次に高台(糸底)の処理をします。ふつう高台は釉薬がかかっておらず、砂を含んだ陶器の底はざらざらし、食卓や折敷を傷つけることがあります。さわって気になるようでしたら、サンドペーパーや砥石でなめらかになるように処理されることを、おすすめします。

萩焼は磁器等に比べ質が粗いため、使い始めは水漏れすることがあります。お使いいただくうちに茶渋等の浸透により自然に止まります。万が一漏れが続くようであれば、一度製品をよく乾燥させた後おもゆやフノリを入れ、6時間程浸けておくと止まります。
食器類は酸味、油分、酒類等の強い食品を入れたまま使用すると貫入※2(かんにゅう)に浸透し、シミや異臭、べとつきの原因となりますので、長時間それらを入れた状態のままのご使用は避けてください。
※2貫入釉薬にある細かいひび。この貫入により陶器独特の柔らかな光沢や素材感を出しています。
般的な家庭用電子レンジ(あたため機能)・食器洗浄機のご使用は可能です。
但し、食品の種類によっては電子レンジの使用で、貫入の中に汚れが付着する事がありますので、ご了承の上、お使い下さい。
洗い終わった器はよく乾燥させてから収納してください。萩焼は水気を吸収しやすいため、完全に乾燥させないと、カビなどの原因となるので注意が必要です。
株式会社 矢島園
〒362-0058
埼玉県上尾市上野241-1
TOPへ戻る