オンラインストアからお知らせ
茶師が教える美味しい緑茶の選び方
2022-11-16
カテゴリ:お茶の話
チェック
ふだんから飲みなれている身近なお茶「緑茶」。
緑茶には、いろいろな種類や産地があるって知っていますか?
宇治、狭山など産地の名前は聞いたことがあっても、味の特徴までは知らないということも……。甘みが際立つものから、渋みをしっかり感じるものまでタイプはさまざま。今回は、好みのお茶を見つける選び方を、お茶のプロ、矢島園の茶師さんに教えてもらいました。
香り、味共に濃く力強い
関東平野の北西に位置する埼玉県の入間、狭山、所沢は歴史的にもっとも古い茶の生産地です。このお茶は日本茶の中でも特に味が濃く、関東の代表的なお茶です。
関東平野の北西に位置する埼玉県の入間、狭山、所沢は歴史的にもっとも古い茶の生産地です。このお茶は日本茶の中でも特に味が濃く、関東の代表的なお茶です。
香り強く、味まろやか
宇治の山々を流れるほとり、川霧深く陽の光も穏やかなままに、香り強く味まろやかな「宇治茶」が生まれます。新鮮な青葉の香りよりも、お茶の熟した香りで、濃厚な味わいが特徴です。
宇治の山々を流れるほとり、川霧深く陽の光も穏やかなままに、香り強く味まろやかな「宇治茶」が生まれます。新鮮な青葉の香りよりも、お茶の熟した香りで、濃厚な味わいが特徴です。
味とコクのグリ茶
佐賀県嬉野地方で生産される玉緑茶は煎茶のように葉がまっすぐ伸びず丸まった勾玉状の茶葉が特徴で「ぐり茶」とも呼ばれています。渋みの少ないさらりとした素直な中にもうま味とコクのある味が特徴です。
佐賀県嬉野地方で生産される玉緑茶は煎茶のように葉がまっすぐ伸びず丸まった勾玉状の茶葉が特徴で「ぐり茶」とも呼ばれています。渋みの少ないさらりとした素直な中にもうま味とコクのある味が特徴です。
九州を代表する上煎茶
知覧茶の起源はその昔、平家の落人が北部山間地に茶栽培を始めた言い伝えがあります。知覧茶は南国の春の朝露につつまれ「味濃く」九州を代表する上煎茶です。
知覧茶の起源はその昔、平家の落人が北部山間地に茶栽培を始めた言い伝えがあります。知覧茶は南国の春の朝露につつまれ「味濃く」九州を代表する上煎茶です。
味が濃く、甘みが豊か
応永13年、明からもたらした茶を栽培して、茶葉の普及に努めたのが八女茶の始まりです。八女地方は、特に上級茶の生産で名高く、味が濃く甘味が豊かなのが特徴です。